昨日から今日にかけて、ウィルス対策ソフトの入れ替え、メルアド変更、その通知などで右往左往。でもようやく新しい通信環境が安定した。やれやれ。午後、家から近くの寺まで散歩する。正月気分の、しかしがらんとした商店街を通り抜け、日蓮宗のその寺まで住宅街を縫って歩く。いろんな家や庭や路地の表情を追いながら歩くのは楽しい。寺の境内付近には出店が並び、まだぎりぎり初詣モードだったが、帰りにはもうどれもが店じまいを始めていた。往復で2時間以上も歩いたが、夕方空気が冷えてくるとまだ咳が出る。油断は禁物だな。昨日の夜遅く、インストールだのスキャンだのしながら、ホメロスの『オデュッセイア』(岩波文庫、松平訳)の上巻を読み終わる。今年はどんな年になるのかなあ。余計なものが落ちていって、自分にとって重要なものだけがずっしりとした手ごたえをもって実感されるようになる、のだろうか?