2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ヴェルジェス・セミナー(3)

午前中は江戸川総合文化センターで地区音を聴く。今回はステージに乗る余裕がなかったけど、みんな上手になった。感無量。今年はピアノもフルートもほとんど手つかずだった...。クリスマスコンサートには参加するぞ。 午後から恵比寿へ。べルジェス・セミ…

ヴェルジェス・セミナー(2)

午後仕事を早目に切り上げて恵比寿に向かう。べルジェス・セミナー第2回は恵比寿の日仏会館にて17時半から始まった。ディスカッサントは立花英裕先生。まず『エメ・セゼールと世界の反抗』(ジェローム・セシル=オウフレ監督、2013年)の上映。1時間ほどのド…

PortB『東京ヘテロトピア』トークイベント

ラジオ片手に都内のさまざまな場所に赴き、そこでラジオから流れる物語を聴く。観客をツアーに動員し、作品のなかに取り込む画期的な高山明さんの「演劇作品」『東京ヘテロトピア』。そのパフォーマンスを体験してもいないのに、池袋芸術劇場のアトリエイー…

ヴェルジェス・セミナー(1)

今日は仕事を休む。子供を幼稚園に送り、昼は吉祥寺の「メグ」で『ニグロとして生きる』を復習。ビル・エヴァンスのビレッジ・バンガードのライブがかかってた。午後は幼稚園の三者面談。それを終えてから大急ぎで国立、一橋大学へ。少し遅れた。タイトルは…

後藤直子+ウィーン・ラズモフスキー弦楽四重奏団

銀座王子ホールにてモーツァルトのピアノ四重奏曲ト短調K.478とシューマンのピアノ五重奏曲変ホ長調Op.44を聴く。両方とも初めて聴く曲で楽しかった。ピアノと弦楽四重奏はよく呼吸が合ってひとつに溶け合っている。特にシューマンが良かった。シューマンっ…

パスカル・キニャール+津島祐子

読んだことがないがずっと気になっている何人かの作家のひとり、パスカル・キニャールの講演会があるというので飯田橋のアンスティチュ・フランセに行ってきた。津島祐子さんがアイヌ民話の仏訳者であることを知った。文学と喪がテーマだったが、「消えゆく…

多和田葉子・高瀬アキパフォーマンス

早稲田の小野記念講堂にて18時半より。早稲田でのパフォーマンスは今年で4回目という。前から行きたかったんだけど今年ようやく足を運ぶことができた。ふたりのパフォーマンスに接するのは2回目。1回目は2007年の11月、横浜の県民ホールギャラリーだった。そ…

『時制論』朗読会 at ESPACE BIBLIO

管さんの新しいエッセー集『ストレンジオグラフィ』刊行記念イベントというので新著についてのお話しが聴けるのかと思って出かけたら、『時制論』朗読会だった。しかしドリアン助川さんと管さんの緩急自在の掛け合いは実によかった。耳を傾けているうちに、…

管啓次郎『時制論』あるいはポストカードの詩学

前3作とはがらっと趣を変えた管啓次郎第4詩集。過去形と現在形とが交互に進行するリズムをとりながら、1行1行がひとつの小宇宙として独立した。そこには読む行為によって過去の世界に属するエクリチュールからなにものかが読む現在の時間へと浮上する、とい…