2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧

寝たり起きたりの一日。血中薬物濃度があがったせいか症状は軽くなる。午後は郵便物を出しに近くの郵便局まで散歩。『全−世界論』を読み進める。あらためてグリッサンの書評家としての側面を再確認する。レリス、ボンヌフォワ、モーリス・ロッシュ...「関係…

いかん、完全に風邪モードになってしまった。所用があり風邪薬の眠気をこらえながら午前中江戸川橋まで車で往復。車中でKeith Jarrett"VIenna Concert"を聴く。1991年ウイーン国立歌劇場でのソロ。キースはここで演奏した初のクラシック以外の音楽家となった…

朝、喉の痛みが悪化して、午前中また医者に行き抗生物質を処方してもらう。これ以上悪化しないでほしいものだ。帰ってきたらプリンタがクラッシュ。午後、別の大病院で検査の予約をしたあとヨドバシで新しいHPのプリンタを買う。無線LAN対応なので妻がリビン…

Personal Mountains

昼過ぎから雨になった。午後、茗荷谷まで向かう車中で久しぶりにKeith Jarrettヨーロピアン・カルテットのPersonal Mountainsを聴く。1979年の東京ライブ、買ったときはあまり感心しなかったが聴き直してみるとなかなかいい感じだった。特にラストのLate Nig…

第二外国語、ホントに要らないの?

早稲田で「東アジアの中等教育におけるフランス語」という国際シンポジウムを覗いた。時間の都合で午後の「いかに動機づけるか――フランス語教育の現場から」というセッションのみを聴講した。4人の高校の先生とパリのラシーヌ高等学校の先生の発表。ラシーヌ…

メディア・アートという場

本郷の福武ホールで行われた情報学環主催のシンポジウム「メディア・アートとは何か?」に出かけた。石田英敬先生の基調講演に続いて『不完全な現実』を出版した藤幡正樹さんの作品とレクチャー。その後美術評論家の建畠晢さんを交えたセッション。藤幡さん…

いこかアメリカ帰ろかニホン

管さんに誘われて草月ホールに出かける。「日本の声・日本の音」と銘打たれた今年の〈東京の夏音楽祭〉、今晩のプログラムはハワイ日系移民たちのあいだで歌い継がれた「ホレホレ節」をコアとしたレクチャー&コンサートである。ハワイ大学でエスニック研究…

午前中の補習を終えて駒場図書館に立ち寄るために駅の東側の小さな踏切を渡ろうとしていたときだった。前方を歩いていた若い男にはっとした。なんと彼は靴をはいていない。コンビニ弁当を片手に裸足で歩く姿は一見ワイルドで英雄的だったが、足元を気にしな…

マルティニクの教育

早稲田でのグリッサン輪読会はついに今日Le Discours antillaisをp.576をもって一旦終了した。残りの部分はメンバーで訳を分担することとし、次回からはLa cohee de Lamentin(2005)を読む。感無量だなあ。今日はデルマスさんに途中からマルティネルさんがマ…

夏休み初日は子守ではじまる。午前中は善福寺川沿いの公園で遊ぶが、薮蚊に刺されまくる。ここの遊具は2歳児には高度すぎるのが難点。午後も車で井の頭公園まで足を伸ばす。健康器具が備え付けてある一角で、弛みきった筋肉をちょいと驚かせる程度のストレッ…

オラショ

明治大学和泉校舎にて、コンゴ出身のカトリック司祭・宗教人類学者であるムシン・ロジェ・ヴァンジラ氏による「かくれキリシタン」についての講義を聴く。1587年豊臣秀吉による布教禁止令に端を発し1873年に信教の自由が認められるまでのキリスト教の弾圧期…