とあるシンポジウムに関係する仕事がひと段落した。翻訳とは難しいものだ。結局のところ、原語での読書量の少なさを痛感させられた。でも自分の時間は限られているのだから、できる限りのことをやっていくしかない。そのシンポは「知識人」がテーマであったが、その語感への好悪はさておき(何かすかしててやなんだけど)、知識人とは要するに自分の置かれている環境に対して発言(行動)できる知恵と勇気と教養を持つ人をさすのだろう。大学人ではない自分の境遇を振り返り、シンポで議論された大学非常勤講師の経済的深刻さとは別な意味の、自分が抱えるいろんな辛さを思う。「知識人」(になるの)は辛いよ。
 昨晩からの風雨はどうやら峠を越した。今日は飯田橋で「サルサ」という舞台を見てから、同僚の結婚披露パーティで箱バンやりに赤坂へ。寒くならないといいな。
 それにしても、これでは日記ではなく、月記だ...。