オホーツクの幻

今日のWC研、大洞さんのナビで、戸川幸夫原作、久松静児監督の『オホーツク老人』を観る。森繁久彌の演技を初めて見た。20代には夏の大雪や残雪のニセコの山々を歩いたものだ。でも知床半島はまだ行ったことがない。羅臼岳には一度登ってみたい。八甲田や北海道の山に通い詰めていた亡き父のことを思い出した。子供の頃、父は息子たちによく山の話をした。そのなかでも、特に野付半島には思い入れがあったようだ。白骨のような枯れ木が点在するトドワラの風景を父は切々と語ったものだった。