カフェ・スローで昼食

今年の4月は雨が降って寒い。妻と国分寺のcafé slowで昼食。ここは2回目。たしかにそれは「贅沢品」だろう。しかし一度味わって見るといい。自家採取した「つづく種」(その土地の土壌にマッチした固有種、在来種の野菜)を丁寧に調理した料理がいかにおいしいかを。この美味しさを体験することが遺伝子組み換え食品の問題を考えるきっかけになるだろう。最近、DVD『川田由一の自然農というしあわせ』を見て考えた。韓国からきたジャーナリストに、孤独ですね、と指摘されるシーンが印象的だった。川田さんの農業はアートだなと思った。技術が芸術に昇華している、というよりも作物を育てる行為自体が芸術にみえるのだ。アンディ・リース『遺伝子組み換え食品の真実』を読み進める。辻信一『スロー・イズ・ビューティフル』も読み始めた。鶯の声を聴くのはいつかな。