Jobell and America

明治大学の泉校舎でカリブ海映画を見る。トリニダード・トバゴの小説家アール・ラブレイズの短編「ジョベルとアメリカ」を、娘のアシャ・ラブレイズら3人の子供たちが中心に映画化したもの(2005年)。のんびりした雰囲気がいい感じだったが、訛りの強い英語がほとんど聞きとれない。ハンドアウトがありがたかった。商業ベースに乗って配給されていない作品ということで、貴重な上映会であった。インド系、アフリカ系が入り混じる西インド諸島の南端の島、トリニダード・トバゴカリプソとスティール・パンの国。行ってみたいなあ。ラブレイズの翻訳を手掛けた中村和恵さんと管啓次郎さんのレクチャー付。となりに座ったラブレイズの専門家河内さんの説明もあって楽しく見た。楽しいけど切ない。旅はお金がないとできないな...。なんだか身につまされる。ともかく『ドラゴンは踊れない』を読もうか。そしてカリプソのCDを探すことにしよう。