秋葉原明治大学DC系外部ゼミで「即興の詩学に向けて」という題で20分ほど話す機会を頂いた。修士時代のカントリー・ブルース研究から現在も細々と続けているグリッサン研究を貫く自分のライトモチーフである即興性について話した。即興というプラクシスの在り処をジャズの文脈から拡張してさまざまな文化芸術創造行為の根底に探ろうとする大それたテーマだが、気長に温めていきたいと思う。うまく行ったかどうかは自信がないが、自分の考えをまとめて提示することはよいトレーニングとなった。終わってほっと一息。この夏休みの大きな宿題がひとつ片付いた。それにしても実にいろんな人たちの話を聞いた。刺激的だった。