キース・ジャレット&ECM写真展

昨日はよく晴れたが今日は冷たい雨が降った。群馬県榛名山麓の吉岡町で開かれている「ECM&キース・ジャレット写真・資料展」を見に行った。10月7日のPIT INNのチラシでKeith Jarrettの新譜Bordeaux Concertのリリースと、この資料展の開催を知ったのである。これはぜひとも行かねばならない。Bordeauxを聴きながら関越を飛ばす。会場で、「World Jazz Museum21」を主宰されている写真家の菅原さんにいろいろお話を伺った。彼は、スイングジャーナルに74年頃掲載されたNYでのキース・ジャレットの写真を撮影している。貴重な資料をじっくり見た。75年頃の「カイエ」は懐かしい。Bordeaux Concertはキースが卒中で倒れる前の最後のヨーロッパ・ライブ(2016年)のひとつだ。全体的にダイナミクスのカーブは緩やかで、きっとこの晩は少々疲れが出ていたのではないかと思った。キース晩年のソロ入門としては絶好の一枚ではある。