何が根本的問題か?

4月18日付朝日の世論調査原発「減らす・廃止」が41%にとどまった。代替エネルギーが提示されないなら原発やむなしと考えている人々がこんなにいるのだ。日本人は我慢強いのか? みな冷静な判断力をもっているからなのか? それとも現象の根源を見据える力を失ってしまったのか? 4月22日付朝日では環境省試算で風力発電なら稼働率を考慮に入れても原発40基分の発電が可能、とある。どうやらそう簡単にはいかないらしいが、われわれがいま直面している根本的課題は、自然エネルギーへの転換という難題に真剣に立ち向かうことではないのか? どうしてその議論が一向に浮上しないのか?