芸高時代の教え子たちのコンサートを安曇野の「風のいろ」に聴きに行った。三人がバイオリン、クラリネット、ピアノのトリオで精力的に活動していることは知っていたが演奏を聴くのは今回が初めて。ずっと行ってみたかった「風のいろ」は、芸高時代の同僚Ｔが始めたすばらしいカフェでかなり有名な場所。北アルプスが見渡せる高台にあって庭には本格的な天体望遠鏡が小さな天文台に収まっている。広々とした窓ガラス越しに山並みを見ながら聴く音楽は格別だ。三人は高校時代とあまり変わらない。音楽をやっている人は若い心をキープしているのだろう。サポートの二人も含めて懐かしい顔ぶれに再会した。プログラムのなかではピアソラの「ブエノスアイレスの四季」やヘスの「ラベンダーの咲く庭で」がよかった。クレズマーなんかもやるのだそうだ。次回はぜひそちらも聴いてみたいものです。みなさん、素敵な時間をありがとう。
